台湾のコンビニ各社は今秋、そろってパンフェスタを開催する。ファミリーマートは日本のご当地限定パンシリーズ。セブンイレブンはデニッシュタイプのクロワッサン、台湾資本のコンビニハイ・ライフでは北海道産の牛乳をふんだんに使ったパンシリーズなど、それぞれに特色のあるパンを発売し、しのぎを削っている。
ファミリーマートが発売した目玉商品は、名古屋の朝食の定番・小倉トーストの流れをくむ「あんこマーガリン」と、沖縄で13年の長きにわたって愛され続けているオキコの「ピザパン」の二つ。ピザパンはオキコの指導を受けて開発したもので、チーズも日本製のものを使用するなど、材料にもこだわっている。
ハイ・ライフの北海道パンシリーズは全5種類で、食パンから菓子パンまでいずれも北海道産の小麦を低温で熟成したケフィール菌で発酵させたというこだわりの商品だ。1個26元(約95円)から50元(180円)で販売している。