15日(月)の琉球新報21面をご覧になりましたか。紙面いっぱいに広がるモデルKokiさんの顔と右上に書かれた「ら」の文字。文字の下には「No.72」と通し番号がふられています。
これは日本新聞協会が15日の新聞週間に合わせて行った「#にほんをつなげ74」と題する全国統一キャンペーン。加盟新聞社のうち琉球新報を含め74紙に全面広告が掲載されました。
それぞれひらがな1文字と異なる通し番号がふられて、モデルのKoki(コウキ)さんがその文字を読んでいる表情が紙面いっぱいに広がっています。
通し番号は北から南にふられ、順番通りに並べると、新聞協会からのメッセージが浮かび上がります。さて、その琉球新報の文字は72番目の「ら」ということです。
コウキさんは元SMAPの木村拓哉さんと歌手の工藤静香さんの次女です。
新聞協会によると新聞広告に登場するのは初めてということです。新聞をこれまで読んだことがなかったり、接点がなかったりする人にも新聞に触れてほしいという願いから、コウキさんを起用したということです。
新聞協会が開設した新聞週間の特設ページには以下の文が掲載されています。
「きょう、10月15日から、新聞週間がはじまります。みなさん、新聞好きですか? みなさん、新聞読んでいますか? 今年は、平成最後の新聞週間。次の時代になっても、新聞を好きでいただくために、今日、みなさんのもとに届く日本全国の新聞・全74紙にスペシャルなメッセージを『1文字ずつ』掲載しました。すべての文字が順番につながったとき、一体どんなメッセージが現れるのか・・・?!『#にほんをつなげ74」のハッシュタグとともに新聞の写真がSNSに投稿されると、このページもリアルタイムに更新されていきます。さあ、日本中みんなで、つなごう、つながろう。」
16日正午現在、新聞週間の特設ページには全74紙の全面広告写真が全て並んでいます。写真の下には以下の文が掲載されています。
「このメッセージは、日本全国のみなさんがつながったことで完成いたしました。前代未聞の試みを一緒に楽しんでくださったみなさん、本当にありがとうございました。新聞は、まだまだ面白くなれる。そう信じて、わたしたちはこれからも あなたの毎日に、そして日本中に 驚きに、誇りに、喜びにあふれたニュースを、お届けしていきます。新聞のこれからに、ぜひご期待ください。」
全74紙の広告紙面とともに、メッセージを読むことができる特設サイトはこちらから見ることができます。16日午後11時59分まで開設されています。ぜひご覧ください。
メッセージ全文は次の通りです。
【ネタバレ】
私は、まだ知らない。
この国のことや、世界のこと。
知ろう、強くなるために。
知ろう、一歩踏み出すために。
知ろう、自由を守るために。
新聞で、未来をひらこう。
※琉球新報の紙面で掲載された「ら」はメッセージ全文の最後の行「新聞で、未来をひらこう」の最後から3文字目の「ら」になっています。