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手話で劇「かぐや姫」 中城で上演 上田、青木さんが表現豊かに

「かぐや姫」を演じる上田美佐子さん(左)と青木勝志さん=6日、中城村の里山月桃院

 【中城】沖縄県北中城村社会福祉協議会を中心に活動する手話サークル「若松」が6日、中城村の里山月桃院で「万灯会(まんそうえ)コンサート」を開いた。ろう者が手話による「かぐや姫」の劇を披露したほか、琉球古典音楽の演奏もあった。来場者は初秋の月光の下、劇や音楽を楽しみ、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。

 昨年に続き、2回目の開催となった。劇には聴覚に障がいのある上田美佐子さんと青木勝志さんが出演した。豊かな表現と手話で、かぐや姫の世界を観客に伝えた。

 サークルは毎週水曜日にろう者と共に活動し、交流を深めており、自己表現の場をつくろうと劇が企画された。

 メンバーの一人で同院の忠岡照道院主は「耳で音楽を楽しみ、劇を目で見て楽しむ。聴覚に障がいがある人もない人もこの空間で何かを感じてほしい」と話した。