泊港隣接地に「アート&カルチャー」をコンセプトにしたホテル 20年春オープン予定


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那覇市の泊港近くに2020年春ごろ開業予定の「ホテルアンテルーム那覇」のイメージ図(沖縄UDS提供)

 不動産のリノベーション事業などを手掛けるUDS(東京)の子会社・沖縄UDS(那覇市、岡﨑勝彦社長)は19日、不動産開発のASAKA(那覇市、高野哲朗社長)と共同で、那覇市前島の泊港に接した地区に7階建ての「ホテルアンテルーム那覇」を建設すると発表した。11月中旬までに着工し、2020年春ごろの開業を目指す。敷地面積は2625平方メートル、延べ床面積は5756平方メートル。客室は20平方メートルから64平方メートルで、客室126室を予定する。

 UDSグループが京都で運営している「ホテルアンテルーム京都」と同様に「アート&カルチャー」をコンセプトに、共用部分には作品を展示するギャラリーを設ける。客室にもアート作品を置くことを検討している。

 沖縄UDSの担当者は「ホテルができることで、地域の発展につながればうれしい」と話した。