【中国時報】小琉球で子ども「迎王祭」 3年に1度の催し熱気


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 今年はちょうど戊戌の年で、台湾の東港、琉球、南州といった郷鎮では3年に1度の迎王祭が執り行われる。3地域は早くも熱気に包まれている。

 小琉球では、11月12日の本番を前に、祭りを盛り上げようと、琉球郷立幼稚園の園児たちが17日から4週間にわたって「子ども版迎王祭」を実施している。総勢113人の子どもたちが教員に付き添われて、特製の道具やみこしを担いで島を練り歩く。

 琉球郷立幼稚園園長の許瑪莉は「子ども版迎王祭は今年で4回目となる。子どもたちに伝統を継承させるだけでなく、自ら祭りのプロセスを学ぶことで、大きな感動を味わうことができる」と話す。4週間のうち、毎週水曜日は迎王と一緒に島を歩く。祭りで使用するみこしや王船、かさ帽子、旗などの道具は園児自らがアイデアを出して作ったという。