沖縄でリゾ婚カップル 過去最多の7798組


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄県文化観光スポーツ部は23日、2018年上半期(1~6月)に県内で行われたリゾートウエディングの実施組数が、前年同期比12・4%(865組)増の7798組で、上半期過去最高になったと発表した。内訳は国内が13・7%(826組)増の6825組、海外が4・1%(39組)増の973組。国内外とも増え、国内組数の伸びが顕著だった。実施組数は12年以降、記録を更新し続けている。

 スタイル別ではチャペル挙式が最多の63・6%、フォトウエディングが33・5%で、フォトの割合が前年同期比約6ポイント増えている。

 海外の国・地域別実施組数は香港が527組(前年同期比4組増)、台湾が322組(同26組増)、中国105組(同27組増)、韓国16組(同9組減)、その他の国・地域から3組だった。現地の法律に基づいて結婚するリーガルウエディングも増加しており、18年上半期は10市町村で137組の婚姻届があった。そのうち135組は香港のカップルで、香港の実施組数全体の25・6%を占める。県内では中国大陸の市場開拓にも力を入れており、今後の動向に注視される。県は18年の目標を1万8千組に設定しており、挙式の多い10、11月で上積みに期待している。

 調査は県内の関係企業62社を対象に実施、回答があった41社の数値を集計した。