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ナビィータ2連勝 なでしこL3部入替戦予選 次戦勝利で本戦出場権

 【静岡県で池田哲平】女子サッカーのなでしこリーグ3部に相当するチャレンジリーグの参入を懸ける「2018プレナスチャレンジリーグ入替戦予選大会」は27日、各リーグの第2戦を行い、県から出場しているヴィクサーレ沖縄FCナビィータはレノファ山口FCレディース(山口県)を2―0で下した。Aグループのナビィータは2戦を終えて勝ち点6で首位に立っている。28日はグループリーグ2位の群馬FCホワイトスター(勝ち点4)と対戦し、勝利すれば12月予定の入替戦への出場権を獲得する。


コーナーキック直接弾を決めるなど勝利に貢献した立津雅沙絵(中央)

 ナビィータは前半から組織的な守備が機能し、レノファを圧倒した。前線から積極的な守備を仕掛け、シュートを1本に抑えた。一方、攻撃では相手ゴールを何度も脅かし、6本のシュートを放ったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

 ナビィータは後半、玉城薪瀬らを投入。後半中盤からは玉城、シルバ・デ・アルメイダ・ヴィトリア、牧志妃菜の3トップで責め立てた。17分に玉城が右サイドからシュートを放ち、先制した。20分には立津雅沙絵が左サイドからのコーナーキックの好機に直接ゴールを決めた。

 リーグ戦は前半、後半それぞれ35分ずつで争われ、同点の場合はPK戦で勝敗を決める。勝ち点はPK勝ちは2点、PK負けは1点となり、ナビィータは現在勝ち点4の群馬FCホワイトスターに勝つか、PK戦まで持ち込めば、リーグ1位を守り、入替戦への出場が決まる。

ヴィクサーレ沖縄FCナビィータ
 2―0(0―0,2―0)
レノファ山口FCレディース
▽得点者 【ナ】玉城薪瀬、立津雅沙絵



◇堅守、攻撃の起点 FW牧志 守備で献身


ナビィータ-レノファ山口 的確なドリブルで得点圏に食い込むナビィータの牧志妃菜(前方中央)=27日、静岡県の時之栖スポーツセンターうさぎ島グラウンド(ジャン松元撮影)

 ヴィクサーレ沖縄FCナビィータはFW・牧志妃菜の献身的な守備がチームを勢いに乗せた。前線から果敢にプレスを掛け、相手が苦しいパスを出したところで、中盤の選手がボールを奪い取った。そのボールを受けた主将のMF比嘉映美らが効果的なパスを何度も出してチャンスを演出。終わってみれば、ナビィータは前半、後半合わせて13本のシュートを放ち2得点。堅守から展開するサッカーで最後まで攻めきり、大会出場3度目で初の2勝目をつかみ取った。

 ナビィータは風下で逆光という不利な条件下で試合に入った。試合前に降った雨でコートの条件も悪かった。それでも牧志は「集中してボールを取りにいく」とピッチを縦横無尽に動き回った。その献身的な守備に応え、中盤の選手もパスコースを消し、相手が守備の裏を狙った場面でも冷静に対処して、何度もオフサイドの判定を得た。

 比嘉は試合後「前半に我慢する時間帯もあったが、失点しなかったことが大きい。特に(牧志が)相手のキーマンの10番を抑えるために走ってくれた」と振り返った。

 後半、逆に追い風を背にしたナビィータの攻撃が輝く。與座周平監督は「相手がきつい時間帯にゴールに近いところで奪えればチャンスが生まれる」と初戦に続き、玉城薪瀬らを投入。途中出場の選手の奮闘もあり、2度の得点シーンにつなげた。

 玉城の投入後、牧志はいったん右サイドに下がったが、後半中盤以降は3トップに変更、前線からプレスを積極的にかけた。「戦術への理解力がある」(與座監督)という牧志が戦術を支える要となった。 (池田哲平)

◇狙い通りの守備

 ヴィクサーレ沖縄FCナビィータの與座周平監督の話 勝因の一つは前半、風下で日差しもまぶしい悪条件の中で失点をしなかったこと。守備面は、相手にある程度外(サイド)でボールを持たせても、中(センター)は開けないという狙い通りのプレーができた。ここまできたので、(3戦目も)勝って終わりたい。負けたら(リーグ1位を)ひっくり返されるので、気を引き締めたい。



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