【中国時報】国際競争力、台湾13位 アイデア商品化で高評価


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 世界経済フォーラム(WEF)が17日に発表した2018年の「国際競争力リポート」で、台湾は140カ国中13位にランクインした。特にアイデアを創出し商品化する「イノベーション能力」では、各国とも低評価が目立つ中、台湾への評価は高く、ドイツ、米国、スイスと並ぶ「スーパーイノベーター」と評された。

 アジアではシンガポールが総合順位2位でトップ。次いで日本が総合5位で2位、総合7位の香港が続いた。台湾はアジア第4位だった。台湾の頼清徳行政院長(首相)は、台湾の評価が韓国やニュージーランドを上回ったことに「われわれは自己否定をやめ、自信を持つべきだ」と発言した。

 同リポートは98の指標を12項目に分類し、各国の経済的な環境や能力を比較したもの。今年は「国際競争力」の定義を見直し、指標の内容や計算方法なども大きく刷新した。WEFはより現実に即し長期的展望にも配慮し、過去のリポートとは大きく異なる評価になっているとしている。