政治

名護市辺野古で海上作業が再開 浮具のつり下げなど確認

浮具(フロート)をつり下げる重機=11月1日午前9時14分、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設計画を巡り、沖縄防衛局は1日午前、2カ月中断していた工事再開に向け、海上作業を始めた。

 午前8時53分、米軍キャンプ・シュワブの沿岸部・辺野古崎側で、重機がオレンジ色のフロート(浮具)などをつり下げる作業が確認された。


辺野古新基地建設工事が再開され、クレーンでフロート(浮具)をつり上げるなど海上への設置作業が進められている=1日午前9時15分、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸(小型無人機で撮影)

 防衛局は海上にフロートを設置などを進め、土砂投入など埋め立ての準備を進める。


海上保安官が警備する中、設置作業が進む浮き桟橋=1日午前10時35分ごろ、名護市辺野古沿岸分

 海上とシュワブのゲート前では、工事に反対する市民らが「民意を無視した工事をやめろ」と抗議した。


海上保安官が警備する中、カヌーで抗議する市民ら=1日午前9時45分ごろ、名護市辺野古沿岸

 8月31日に翁長雄志前県政が埋め立て承認を撤回し、新基地建設を進める法的根拠が失われた建設工事は中断していた。


辺野古崎沿岸部で海上に設置するフロートを吊り上げるクレーン車=1日午前8時53分、名護市辺野古

 承認撤回の効力を失わせる執行停止の決定通知書が10月31日、国土交通省から沖縄防衛局に届き、工事が再開できる状況となっていた。県にも同日、執行停止の通知が届いた。【琉球新報電子版】