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【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設計画を巡り、沖縄防衛局は1日午前、2カ月中断していた工事再開に向け、海上作業を始めた。
午前8時53分、米軍キャンプ・シュワブの沿岸部・辺野古崎側で、重機がオレンジ色のフロート(浮具)などをつり下げる作業が確認された。
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防衛局は海上にフロートを設置などを進め、土砂投入など埋め立ての準備を進める。
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海上とシュワブのゲート前では、工事に反対する市民らが「民意を無視した工事をやめろ」と抗議した。
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8月31日に翁長雄志前県政が埋め立て承認を撤回し、新基地建設を進める法的根拠が失われた建設工事は中断していた。
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承認撤回の効力を失わせる執行停止の決定通知書が10月31日、国土交通省から沖縄防衛局に届き、工事が再開できる状況となっていた。県にも同日、執行停止の通知が届いた。【琉球新報電子版】