【中国時報】病死した祖父がLINE申請? ネットで話題に


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 身近な人が亡くなることは非常に悲しいものである。ある女子大生の祖父は昨年病死した。ところが最近になって、女性の携帯に祖父からの「LINE追加申請」が届いているのに気づいた。

 ネット投稿によると、祖父は昨年肺がんで亡くなったが、治療の間、常に祖父にLINEで励ましたという。「元気になったら一緒に出掛けようね」と約束していたが、実現しないまま亡くなってしまった。やがて女性は携帯電話を新機種に替えたため、祖父との会話記録は消えてしまった。

 ところが、ある日女性が携帯をふと見ると、LINE通知が表示されていた。そこには、「あなたとおじいさんは友達になりました」とあり、女性は大変驚いた。「幽霊かと思った。まさかおじいさんが天国で携帯を使って私とLINEをするなんて」と思ったという。

 おそらく、祖父の携帯番号が新しい人によって使用され、その番号をLINEアプリが読みとり、彼女の携帯に祖父の名前で表示されたのではないかと考えられる。それでも、女性の祖父を思う気持ちに、ネットユーザーからは「感動した」「やはりそれはおじいさんに違いない」といった声が寄せられた。