【中国時報】航空各社、迷惑客に対処 ブラックリスト記載


社会
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 報道によると、ある資産家の息子が飛行機に搭乗した際、客室乗務員に横柄な態度を取ったという。機内で酒を注文しては一口だけ賞味し、残りはすべて捨てるという迷惑行為を行った。これを見ていた航空会社側は、この乗客を「ブラックリスト」に記載し搭乗を拒否した。これに対し「航空会社は客の搭乗を拒否してもいいのか?」との疑問が寄せられた。

 国際航空運輸協会(IATA)によると、過去10年間で、世界中から乗客に対するクレームがおよそ6万件寄せられているという。中華航空は、ブラックリストへの記名者はわずか数人だけとしながらも、許せない迷惑行為に関しては百人以上が名を連ねているとする。長栄航空は、2011年に初めてブラックリストの存在を認めたが、そこには離陸前に料理を要求する人、勝手に厨房(ちゅうぼう)に進入する人や客室乗務員への迷惑行為を繰り返す人の名前が記されているという。