「おいしい」は万国共通 世界の家庭料理フェアー 名護市国際交流会館


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ロシア料理のブースでピロシキを買う来場者=4日午後、名護市の国際交流会館

 【名護】世界各国のポピュラーな家庭料理を集めた「第22回世界の家庭料理フェアー」(名護市国際交流協会主催、琉球新報社など共催)が4日、沖縄県の名護市国際交流会館で開かれた。10月30日で制定から2年を迎えた「世界のウチナーンチュの日」を祝う式典も開催された。市内外から多くの来場者が会場に足を運び、世界の料理を楽しみ、ウチナーンチュの日制定を祝った。

 会場にはアルゼンチン、ペルー、ロシア、スペイン、タイの5カ国の料理に加え、沖縄料理と名桜大生によるスイーツが並んだ。名護市の県系研修生、新城安俊さん(26)=ボリビア=は「南米の味付けの料理が久しぶりに食べられてうれしい」と笑顔で話した。

 式典には「世界のウチナーンチュの日」制定の発案者、比嘉アンドレスさん(43)と伊佐・正・アンドレスさん(28)が、「これからもウチナーンチュの日を盛り上げよう」と呼び掛けた。

あいさつする「世界のウチナーンチュの日」発案者の比嘉アンドレスさん(右)と伊佐・正・アンドレスさん
タイの家庭料理「ガイトート」を頰張る子ども

会場で販売された世界の家庭料理
各国の料理を堪能する来場者