社会

「きれいな海をこれ以上壊さないで」 青く澄み渡る海で進む工事 

抗議する市民の目の前でオイルフェンスの設置作業を進める沖縄防衛局の職員ら=14日午前、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】ピョン、ピョン、ピョン―。澄み切った秋空の下、ミジュンの稚魚たちが水面を跳ねる。名護市辺野古の海上は14日午前も、米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設工事が進められている。

 沖縄防衛局は午前10時頃から、長島から辺野古崎に向けて臨時制限区域を示すオイルフェンスと浮具(フロート)の設置作業に着している。カヌーチームや抗議船に乗る市民らは「違法工事に手を貸さないで」「辺野古・大浦湾のきれいな海をこれ以上壊さないで」などと声を上げ、工事の即時中止を訴えた。

 写真家でこの日、抗議船を操縦した牧志治船長は「いつも辺野古の海を見ているが、きょうはいつにも増して水の透明度が高く、キラキラしていてきれいだ」と目を細め、新基地建設阻止への誓いを新たにした。【琉球新報電子版】