ゆがふHD 浦添に高層ビル 21年完成、17階建て


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2021年11月に完成予定の複合型タワービル(ゆがふホールディングス提供)

 【浦添・名護】ゆがふホールディングス(名護市、前田裕継CEO)は16日、浦添市港川にオフィスやホテルなどが入る地上17階建ての複合型タワービルを建設すると発表した。2021年11月の完成を目指している。

 複合型タワービルは1階がエントランスと商業施設、2~8階にオフィス、9~17階にシティーリゾートホテルの入居を予定している。高さ70メートル以上の超高層ビルになる。ホテルはグループ企業の前田産業が運営し、約120室の規模になるという。同社5カ所目のホテルで、本島中南部へは初進出となる。

 敷地面積は約1万4千平方メートルで、延べ床面積は約2万3千平方メートル。750台以上を収容する大型駐車場や保育園、コンビニエンスストア、カフェなどを付帯施設として建設する方針で、総事業費は約100億円。来年から実施設計に入り、2020年に着工する予定。

 ゆがふホールディングスの前田貴子CEO代行は「プロジェクトが受け入れられるよう、地域や県内経済に貢献してきたい」と話した。