社会

汚濁防止膜の設置作業進む 辺野古 市民らは抗議

汚濁防止膜をクレーンで吊り上げる作業が確認された=17日、名護市辺野古沿岸部

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は17日、辺野古沖で汚濁防止膜を設置する作業を進めた。市民らは抗議船2隻とカヌー15艇に乗り、海上から抗議の意志を示した。

 米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、工事に反対する市民らが集会を開き、抗議の声を上げた。午後1時までに基地内への資材搬入はなかった。

 武熊明子さん(52)は東京都から高校2年生と小学校4年生の娘2人と一緒に初めて辺野古を訪れた。「観光では来たことがあったが、今回はひめゆりの塔や旧海軍司令壕にも行き、違う沖縄を見られた。日本政府は、沖縄戦の時と同じように沖縄を“捨て石”としているのではないか」と話した。【琉球新報電子版】