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沖縄県中学駅伝 男子・仲井真 女子・コザV

 駅伝の男子第42回、女子第31回県中学校競走大会は17日、八重瀬町の具志頭運動公園陸上競技場入り口付近をスタート、ゴールに男子6区間19.95キロ、女子5区間12キロで行われた。男子は仲井真(赤嶺達也、比嘉幹太、長嶺雄大、高嶺航太、嘉数純平、上原琉翔)が1時間6分33秒で初優勝した。1区を7位スタートしたものの、徐々に順位を上げ5区で逆転し、そのままトップでゴールした。女子はコザ(今泉月姫、仲村陽葵、福地莉子、徳村美桜、宮城光)が43分52秒で5年ぶり3度目の栄冠を手にした。1区でトップに立つと、2区以降も譲らずに「完勝」した。大会には県内6地区の代表校と開催地域枠として男子・長嶺、女子・糸満の男女各25校が出場した。上位2校は九州大会(12月1日、宮崎県)、優勝校は全国大会(12月16日、滋賀県)に派遣される。



◇執念猛追 仲井真、7位から逆転


男子の部 2位以下を引き離し、トップでゴールする仲井真のアンカー・上原琉翔=17日、具志頭運動公園陸上競技場(又吉康秀撮影)

 仲井真は1区赤嶺達也が7位と順位はやや出遅れたが、第1集団について行き後続につなげた。2区比嘉幹太が4位、3区長嶺雄大が3位と徐々に順位を上げた。3位でたすきを受け取った5区嘉数純平は前を行く選手を捉え、一気に1位に躍り出ると、2位と僅差で走り始めたアンカーの上原琉翔がエースの力を見せつけ、そのままゴールまで駆け抜けた。

 初優勝に大浜淳一監督は「チームの勝利」と選手をたたえた。

 勝負の区間となった5区、嘉数は「最初から全力で走った」と猛烈な追い上げを見せた。約700メートルで1人抜き、もう1人を約2キロ地点で抜き去った。「疲れはなかった。抜いて気持ちよかった」。上原に託した時点で「勝ちを確信していた」と振り返った。

 その上原だが、序盤は追い上げてきた賀数翔天(東風平)と併走し、少し焦りも出たという。しかし、最後の連続の登り坂で「きついがここは相手もつらいはずだ」とペースを再び上げた。沿道の保護者や教諭らの声援も力になり、12秒差をつけてゴールした。

 昨年準優勝の仲井真は、九州大会で県外勢との力の差を感じたものの、「練習すればいけると感じていた」(大浜監督)という。生徒の要望で早朝練習を始め、この1年ほどで全員のタイムが上がった。

 けがで本調子ではなかった赤嶺は今大会で引っ張ってくれたチームメートに感謝し、「全国はレベルは高い。自己ベストを出す」と気合を入れ直した。

 (古川峻)



◇今泉力走、1区で勢い 女子コザ、区間新三つ圧倒

 女子はコザが1区からトップを譲らずに、ゴールテープを切った。全5区間中、4区間で区間1位を獲得し、そのうち3区間は区間新の力走。3年連続出場で、自身初の優勝を成し遂げた宮城光は「皆が応援してくれて感謝の気持ちを表せた」と破顔した。


女子の部 1区で先頭集団を引っ張るコザの今泉月姫(左から2人目)=八重瀬町富盛

 1区の今泉月姫が1位でたすきを渡したことが、他のメンバーにも勢いをつけた。序盤は「最初から飛ばすと続かない」とペース配分を考え先頭集団の中にいた。しかし予定通りに折り返しで勝負をかけた。先頭に立つと、そのまま第1中継所まで粘り、2位と2秒差で2区の仲村陽葵につないだ。

 コザはその後も危なげないレースで、最後は2位と29秒差で宮城が両手を上げ笑顔でゴールした。

 きつい練習でも宮城と今泉はいつも先頭を走り、チームを引っ張った。今泉は全国、九州大会に向け「もっと厳しい戦いになるので練習を頑張る」と意気込んだ。



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