広域の縁、山形の山車登場 24日、国際カーニバルパレード


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山形県・新庄まつりの様子=2017年8月(中部広域市町村圏事務組合提供)

 【沖縄】中部広域市町村圏事務組合と山形県の最上広域市町村圏事務組合の広域間姉妹提携は、今年で30周年になる。30周年を記念して、24日に沖縄市のコザゲート通りを主会場に開かれる「沖縄国際カーニバル2018」のパレードに、山形県からユネスコ無形文化遺産に指定されている「新庄まつり」の山車(やたい)が出演する。

 歌舞伎や歴史物語の名場面を山車に表現し、何台もの山車がパレードする山車行列が最大の見どころで、はやしで行列を盛り上げる。下金沢町若連がカーニバルのために特別に作成した山車と、鳥越囃子(はやし)若連がおはやし演奏でパレードに参加する。

 琉球新報社中部支社を訪れた中部広域市町村圏事務組合の座喜味保事務局長は「新城まつりの山車が来るのは県内初なので、ぜひ多くの人に見てほしい」と呼び掛けた。