FC琉球 きょうホーム最終戦 試合後にはセレモニー


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
集中してパス回しの練習を行うFC琉球の選手=19日、那覇市の新都心公園

 サッカーJ3で早々にJ2昇格、J3優勝を決めたFC琉球は23日午後3時から、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムでSC相模原と今季のホーム最終戦を行う。今季のホーム戦の通算成績は11勝4分けで“無敗街道”を突き進む琉球にとって、負けられない一戦となる。金鍾成監督は「サポーターの記憶、そして記録に残るゲームにしたい」と話し、必勝へ気持ちを新たに臨む。

 J2昇格、J3優勝を決めた直後のセレッソ大阪U23戦は、苦しい試合内容だった。J2へ向けた選手の底上げを見据え、メンバーを7人を入れ替え、システムも変更した。しかし攻守で“ちぐはぐさ”が目立ち0―6で大敗した。金監督は「ある程度固定されたメンバーで戦ってきた結果」とし、選手層に課題を感じた様子だった。

 小指の手術で前節から試合の出場を控えているゴールキーパーの朴一圭主将は「敗戦を糧に、(ホーム無敗で締めくくる)最大の目標を達成したい」と力を込める。

 試合当日は、3日の優勝セレモニーに使用されたアーチとチャンピオンパネルが屋外特設ブースで設置される。試合後は「ホームゲーム最終戦セレモニー」を行い、観客も一体となり、J2昇格をあらためて祝う。