クルーズ船でシンガポールやマレーシアを巡る、琉球新報社主催の海外経済視察団のメンバーは23日、クルーズ船ボイジャー・オブ・ザ・シーズ(約13万8千トン、乗客定員3114人)へ搭乗した。クルーズ船はシンガポールを出航し、マレーシアに寄港してシンガポールへ戻る。視察団のメンバーは23日午前はシンガポールの観光地に足を運んだ。
ボイジャー・オブ・ザ・シーズは船内に劇場やプール、レストランなどさまざまな施設を備えており、沖縄に寄港したこともある。
説明会では船の構造や緊急時の避難方法、船内での過ごし方などが紹介された。
視察団のメンバーはシンガポールの観光地、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイやマリーナベイ・サンズにも足を運び、大勢の観光客でにぎわう様子を視察した。
視察団に参加したサン・エージェンシーの石川巧主任は「クルーズ船に乗るのは初めてだが、いろいろな楽しみ方ができると感じた。クルーズ船での経験に加え、経済視察で築いた人脈は沖縄に戻っても生かせるはずだ」と語った。