プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは23日、神奈川県の横浜国際プールで横浜ビー・コルセアーズと対戦し、89―53で大勝した。
1Qから岸本隆一らの3点弾で一気に流れを引き寄せたキングス。その後も途中出場の金城茂之や寒竹隼人らが3点弾、インサイドではジョシュ・スコットが得点を重ねた。
守備では橋本竜馬を中心とした激しい守備で外角弾を打たせず、リバウンドを奪取し、相手の攻撃機会を奪った。
次戦は24日、横浜国際プールで横浜ビー・コルセアーズとアウェー2戦目を行う。
▽Bリーグ1部(横浜国際プール、3541人)
キングス(13勝5敗)
89―53(26―14,15―10,30―14,18―15)
横浜(4勝14敗)
◆12人全員で戦った勝利
佐々宜央HC(キングス)の話 12人全員で戦った勝利で、金城茂之と寒竹隼人がうまくパフォーマンスを出してくれてうれしい。24日も、新たな気持ちで出だしから全開で戦っていきたい。
◆10得点以上を6選手マーク 実力差まざまざ
6選手が10得点以上をマークするなどチーム全員が得点に絡んだキングスが89―53と横浜に力の差を見せつけ、大勝した。
1Q、岸本隆一の3点弾が流れを呼ぶ。パスカットからジョシュ・スコットがダンクを決めるなどインサイドでも強さを見せた。途中出場の寒竹隼人は10得点、金城茂之は5得点を決めるなど攻守で活躍を見せた。
23日が誕生日だった金城は「攻撃ではやりたいことができたので精度を高めてチームの力になれるようにしたい」と語った。得意の3点弾が光った寒竹は「きょうやったいいところを、24日も継続していきたい」と意気込んだ。