【中国時報】再参入ウーバー締め付けに抗議 提携のレンタカー業界


社会
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 配車サービスを提供するアプリを運営する米国のUber(ウーバー)は昨年、台湾のレンタカー業者と提携して市場に再参入した。順調な滑り出しを見せていたが、タクシー業界が抗議したことで、政府は急きょ法律を改正。これを不服として、提携したレンタカー業者が16日、500台の車で政府庁舎を包囲する騒ぎとなった。

 ウーバーは2013年に台湾に進出。料金がタクシーの8割程度と安く、アプリで配車を頼める上、事前に料金を確認できるなどの利便性から、利用者が増加していたが、政府が自家用車による営業行為は違法であると判断したため、台湾から撤退していた。

 一計を案じた同社は昨年、台湾で営業用の車両と認められているレンタカーの業者と提携。レンタカーを利用した運転代行サービスという形で運営を再開した。