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迷子の1歳と4歳を女子高生が保護 那覇署が感謝状

那覇署の仲本貴生活安全官(右)から感謝状を贈呈される大朝はつきさん=9日、那覇市の首里高校

 沖縄県の那覇署は9日、迷子になっていた幼児のきょうだい2人を発見し保護したとして、首里高2年の大朝はつきさん(17)に、那覇市の同校で感謝状を贈呈した。大朝さんは、泣きながら車道を走っていた弟(1)と近くで泣いていた姉(4)に声を掛けて落ち着かせ、付近のスーパーまで案内し、交通事故などの被害を未然に防いだ。

 大朝さんは帰宅途中の10月10日午後7時ごろ、那覇市首里石嶺町の路上で、外出中に母親とはぐれたきょうだいを発見。スーパーではぐれたと判断して、スーパー従業員に引き渡した。その後、きょうだいを探していた警察官にも保護を伝え、無事に母親の下に送り届けられるよう協力した。

 贈呈式には首里高の全校生徒約1200人が出席。拍手を送られた大朝さんは、表彰に驚きながらも「安全に無事、母親に引き継がれて安心した」と笑顔を見せた。今後、同じような場面に遭遇した場合についても「今回と同じような行動ができたらいいな」と話した。

 同署の梶原芳也署長の代理で、大朝さんに感謝状を手渡した仲本貴生活安全官は「積極的な対応で迷子の事案をスムーズに解決できた」と感謝した。