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閉店23年 コザショッピングセンター同窓会 働いた仲間130人、再会乾杯 沖縄

久しぶりの再会を祝し、乾杯する参加者たち=22日、沖縄市胡屋の結婚式場NBC

 【沖縄】沖縄市中央で1995年まで営業していた大型商業施設「コザショッピングセンター(SC)」の大同窓会(同実行委員会主催)が22日、市胡屋の結婚式場NBCで開かれた。閉店から23年、社員やパート、ビル管理など関わった全ての人に呼び掛けた同窓会は今回が初めて。県内外から40~80代の幅広い世代の約130人が参加し、共に汗を流した旧友との再会を喜んだ。

 「久しぶりー」「会いたかったよ」。しっかりと握手を交わす人、久しぶりの再会に抱き合う人。約40年ぶりの対面となる人たちもおり、2時間の催しの間、会場は終始笑い声と笑顔で埋め尽くされた。

 会場には、オープン当初から社員食堂で使われていたテーブルや当時の新聞広告、チラシなどが並べられたほか、社員旅行やビーチパーティーなどの写真約400枚も展示され、来場者たちは懐かしそうに見入っていた。


当時のチラシに懐かしそうに見入る参加者

 コザSCは77年、本島中北部を代表する大型店舗として開店。最盛期には県内各地から客が詰め掛け、連日多くの人でにぎわった。

 95年の閉店後も社員らは少人数の同窓会でそれぞれ交流を続けていたが、今回は実行委員会が今年6月から30回以上の会合を重ね、店舗に関わった約300人に電話や自宅訪問で案内を出し、実現に至った。

 正社員として4年間勤務した実行委員長の池原秀樹さん(61)は「コザSCで働いた経験は、その後の仕事にも生かされた。恩返しの気持ちも込めて開催した。こんなに多くの人が来てくれてうれしい」と満面の笑みで語った。

 閉店までの16年間、電器販売の部署に勤めた池元敏勝さん(62)は「閉店後はなかなか会うことができなかった。こうして会うと、仕事終わりに毎日のようにコザで飲みに行ったのを思い出すね」とうれしそうに話した。