南国の暖かな風と声援受け、42・195キロを力走 NAHAマラソンがスタート 2万8395人がエントリー


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道路を埋め尽くしながら、ゴールを目指してスタートしたランナー=2日午前9時すぎ、那覇市の旭橋交差点付近(古堅宗陽撮影)

 「太陽と海とジョガーの祭典」と銘打った第34回NAHAマラソン(那覇市、南部広域市町村兼事務組合など主催)が2日午前9時、那覇市の明治橋交差点でスタートを切った。今回は、海外からの825人を含む2万8395人がエントリー。南国の暖かな風と声援を受け、南部5市町の42・195キロを駆け抜ける。

スタート直後、笑顔で手を振るランナー=2日午前9時22分ごろ、那覇市の旭橋交差点付近(古堅宗陽撮影)

 今年のゲストスターターは、プロゴルファーの新垣比菜さんが務めた。スタート地点で「暑くなりそうなので、水分を補給して頑張ってください。皆さんの熱い走りを楽しみにしています。ちばりよー」とジョガーを激励。城間幹子那覇市長と一緒に万国津梁之鐘を突き、スタートの「号砲」を鳴らした。

 小禄高校吹奏楽部の演奏と拍手に送られ、ジョガーは一斉に走り出した。コスプレやメークなど、思い思いの格好で参加した人も。沿道から「頑張れー」と声援が飛ぶと、手を振って応えていた。
 制限時間は6時間15分。ジョガーは南国の日差しを受けながら、ゴールの奥武山陸上競技場を目指す。【琉球新報電子版】