【辺野古問題取材班】普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で3日午前、名護市安和の琉球セメントの桟橋に、土砂運搬船が着岸した。
琉球セメントの敷地内で、重機で土砂を動かす作業も確認された。
基地建設に反対する約60人は琉球セメント前で抗議活動を行った。
土砂運搬船は、本部港塩川地区から7月末までに、新基地建設に用いるとみられる土砂を運び出していた。
本来は塩川地区から土砂が運び出される予定だったが、台風の影響で塩川地区の港が破損。船が着岸できないため、沖縄防衛局は、民間企業の桟橋を利用して埋め立て用の土砂を運ぶことにした。【琉球新報電子版】