【中国時報】福島県産の食品 輸入禁止は継続 台湾の住民投票


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 11月24日の台湾の統一地方選挙に合わせ、同日10件の住民投票が行われた。福島県からの放射能汚染食品の輸入制限から性教育や同性婚の可否に至るまで多種多様。福島県産食品の輸入禁止継続については、約779万票が「賛成」、約223万票が「反対」という結果となった。

 日本政府は、台湾政府に輸入解禁に対する理解を求めたが、反対派が圧勝しており、台湾政府としては民意を尊重する方針で、輸入禁止を継続する方向で検討している。

 「オリンピックに『台湾』という名義で出場するべき否か」という点についての投票結果は、賛成476万3086票、反対577万4556票で反対派が優勢。同性婚の可否は、賛成が640万1746票、反対が407万2471票で賛成派が圧勝した。