ラジオFM21側 請求棄却求める 番組打ち切り訴訟


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会の我那覇真子代表が一方的にラジオ番組を打ち切られ、表現の自由を侵害されたなどとして、沖縄県浦添市のコミュニティーラジオ局「FM21」を相手に番組の再開や損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日、那覇地裁(剱持淳子裁判長)であった。FM21側は請求棄却を求めた。

 FM21は差別的発言があったなどとして「番組内容の問題点が改善されず、社の放送の在り方と趣旨に沿わないと判断し、契約条項に基づいて終了した」とコメントしていた。

 我那覇代表は意見陳述で番組終了は「保守言論人への弾圧だ」と主張した。