「胸が張り裂けそう」 ゲート前で早朝から市民ら抗議行動 名護市辺野古の新基地建設


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午前11時の土砂投入時刻と同時にキャンプ・シュワブ第一ゲート前で座り込み、抗議する市民ら=14日、名護市辺野古(滝畠豊美撮影)

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る新基地建設で14日、政府が大浦湾に土砂投入を始めるのを前に、工事に反対する人たちは午前4時半から米軍キャンプ・シュワブゲート前で抗議の声を上げた。

抗議の声をあげる人たち=12月14日午前6時40分、米軍キャンプシュワブゲート前

 「作業員を止めよう」として、シュワブ内に入ろうとする作業員の車を止めた。

抗議する人たちを移動させた県警機動隊=12月14日午前5時55分、米軍キャンプシュワブゲート前

 国道329号は渋滞が発生し、県警機動隊が反対する人たちを移動させて作業員の車は基地内に入った。

国道359号では渋滞が発生した=12月14日、午前5時20分、米軍キャンプシュワブゲート前

 工事に反対する山城博治さんは「ねじれるような胸が張り裂けるような思いでやってる。折れる心を奮い立たせよう」と拳をあげた。【琉球新報電子版】