土砂積んだ台船が米軍キャンプ・シュワブの護岸に到着 普天間飛行場移設に伴う新基地建設


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米軍キャンプ・シュワブ沿岸のK9護岸に接岸した埋め立て用の土砂を積んだ台船=14日午前9時ごろ、名護市辺野古沿岸

 米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設で14日午前9時1分、埋め立て用の土砂を積んだ台船が米軍キャンプ・シュワブ沿岸のK9護岸に接岸した。

 台船からダンプに土砂を積み替えて陸揚げし、辺野古崎付近に運ぶとみられる。関係者によると政府は14日午前のうちに、護岸で囲んだ区域に土砂を投入する方針。

 沖縄防衛局は14日午前8時半には、名護市辺野古への土砂投入を14日に開始すると県に伝達した。

 政府は14日の土砂投入を実行するため、埋め立て用の土砂の運び出しを当初予定の本部港から変更し、名護市安和の琉球セメントの桟橋から搬出した。【琉球新報電子版】