辺野古土砂投入 「辺野古移設しかない」と岩屋防衛相


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土砂投入に着手したことなどを記者団に説明する岩屋毅防衛相=14日午前11時半頃、羽田空港

【東京】名護市辺野古の新基地建設を巡り、岩屋毅防衛相は14日午前、埋め立て土砂の投入を開始したことに言及した上で「抑止力を維持しつつ沖縄の負担軽減するためにも、辺野古移設という方法しかない」と述べた。北海道視察を前に、羽田空港で記者団に答えた。

 岩屋氏は、1996年の米軍普天間飛行場の返還合意から続く問題が土砂投入という節目を迎えたことについて「先輩方があるゆる努力を傾けてきた。22年越しの問題を今度こそ解決させていただき、全面返還を着実に成し遂げてまいりたい」と語った。【琉球新報電子版】