荘厳に「ハレルヤ」 沖縄市でメサイア演奏会


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迫力に満ちた歌声と管弦楽で「メサイア」を披露した出演者=16日、沖縄市民会館大ホール(花城太撮影)

 2018年歳末助け合いチャリティー第46回メサイア演奏会(主催・県合唱連盟、沖縄交響楽団、琉球新報社、共催・まちづくりNPOコザまち社中、特別協賛・沖縄海邦銀行)が16日、沖縄市民会館大ホールで催された。県合唱連盟と沖縄交響楽団など約180人が、大勝秀也さんの指揮に合わせて迫力に満ちた歌声と演奏を会場に届けた。

 ヘンデル作曲のオラトリオ「救世主(メサイア)」から40曲を披露した。「ハレルヤ」の合唱は、ダイナミックな歌声を聴かせ、最後の「アーメン」と歌う場面では重層的なハーモニーと荘厳なオーケストラの音色で、観衆の心を打った。

 ソリストは仲松あかりさん(ソプラノ)、丹呉由利子さん(メゾソプラノ)、喜納響さん(テノール)、仲本博貴さん(バリトン)が務めた。アンコールは賛助出演の那覇ジュニアオーケストラと、古蔵中学校合唱部が加わり、再び「ハレルヤ」を盛大に歌い締めくくった。

 今回のメサイア演奏会で集まった寄付金は50万7222円だった。