岩屋防衛相、埋め立てへの影響「大きな支障ない」 安和桟橋、重機損壊による作業中断で


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
重機を調べる県警捜査員と作業員ら=17日午前9時35分ごろ、名護市安和の琉球セメント桟橋

 【東京】名護市辺野古の新基地建設を巡り、埋め立て土砂の搬出地となっている同市安和の琉球セメントの桟橋で、重機の損壊事案が発生していることが分かった。岩屋毅防衛相が18日の会見で「鍵穴に接着剤が塗られて鍵がかけられなくなったとか、給油タンクに穴が開けられていた、給油口に砂糖が入れられている形跡があったとの報告を受けている」と明らかにした。

 安和桟橋では同日朝から県警が被害状況などを捜査している。

 埋め立て工事への影響について、岩屋氏は「大きな支障が出ているという状況にはない」と述べた。【琉球新報電子版】