コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」の普及や啓発を目的に、県eスポーツ協会が7日に設立された。同協会の松永越代表理事らが18日、県庁で会見を開いて今後の活動方針などを示した。
同協会は情報技術企業やウェブ関連会社の社員など9人で設立した。今後は県内でeスポーツのプロライセンス発行を目指すほか、eスポーツ選手の育成支援も進めるという。2019年の4月から12月にかけて県内で年間リーグを開催する。参加規模は300~500人を想定している。
eスポーツは年齢や性別、障がいにかかわらず参加できる。スポーツとしての認識が広まり、19年の茨城国体に合わせた全国大会も開かれる。五輪種目への採用も期待されているという。全国大会に向けて、県代表選手を選出する予選会の開催や運営も行う。
日本eスポーツ連合と連携して公認大会の開催も目指す。松永代表理事は「eスポーツをエンターテインメント産業として確立していきたい」と話した。