経済

紅型製品、フランスの展示会へ 宜野湾のアラヤプランニング 「沖縄の伝統工芸伝えたい」

メゾン・エ・オブジェに製品を出展するアラヤプランニングの下地秀樹代表(左)と下地ナホ氏=17日、宜野湾市の同社

 紅型を活用した雑貨などを製造するアラヤプランニング(沖縄県宜野湾市、下地秀樹代表)が、フランスで開かれる国際的な展示・商談会「メゾン・エ・オブジェ」(1月18~22日)に製品を出展する。海外のバイヤーが集まる展示・商談会で紅型の製品を紹介し、沖縄の伝統を広めることも目標としている。下地代表は「沖縄伝統の紅型を海外に伝えたい」と意気込む。

 アラヤ社は紅型を日常生活に取り込むことをコンセプトにしており、キッチン用品や日用雑貨など幅広い商品を製造している。紅型の製品は「紅琉(BINRYU)」というブランド名で展開する。BINRYUには手染めの紅型を使って財布などを製造する「染花(SENKA)」と、紅型のデザインをキッチン用品などにプリントした「花畑(PanaPari)」の2種類がある。メゾン・エ・オブジェには花畑の製品を出展する。

 県外の百貨店などで製品を販売する中でメゾン・エ・オブジェを紹介され、県産業振興公社の支援を受けて出展が実現した。フランスには紅型の生地を持って行き、紅型の製造過程などを紹介するパネルも展示するという。デザインを手がける下地ナホ氏は「海外の人に紅型を知ってもらいたい。沖縄を訪れるきっかけにもしてほしい」と願う。

 メゾン・エ・オブジェには日本のほかアジア地域のバイヤーも多く訪れることから、参加をきっかけに製品の海外展開も視野に入れている。

 下地代表は「沖縄伝統の紅型が独特なものであると海外でアピールする。紅型の認知度を高めてアジアやヨーロッパ、アメリカなどでの製品販売も目指したい」と強調した。