玉城正一さんは自他共に認めるカーエーハンター。今年も12月14日までに125匹を釣り上げている。夏はカーエー、冬場はチヌという釣り師が多いが、カーエーの数釣りが期待できるとのことで、玉城さんは冬場もカーエー狙いで釣りに行くことが多い。
14日も通称「21世紀の球場裏ポイント」で午前7時すぎから開始。ここは最近まで夕方から夜にかけて釣れていたので、お昼すぎから釣れるだろうと予想していた。午前8時15分に1匹目のカーエーが釣れると8時30分、8時45分、9時30分、9時45分と入れ食い状態。
午後から取材を予定していた私の携帯には釣果を知らせるメールが次々に入ってきた。魚が食う時間帯を逃したらヒットシーンの撮影ができないので、用事を早めに切り上げ現場へと向かった。その間にも10時50分、11時10分にメールが入る。ようやく午後0時30分に到着した時には、8匹目を釣り上げた直後だった。
午前中でこれだけ釣れたのだから10匹以上もと期待したが、到着してからはアタリが止まった。魚が食う時間が過ぎてしまったかと心配したが、午後3時17分に9匹目がヒット、無事に魚とのファイトシーンも撮ることができた。
その後1時間ほど粘って釣果を2桁にしたかったが、逆光が厳しくなったので午後4時30分に納竿(のうかん)した。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)