本部町議会が再議で県民投票経費を可決 約613万円の予算案を全会一致


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
県民投票の予算案を審議する議員たち=25日、本部町議会

 【本部】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を巡って、本部町議会(石川博己議長)は25日、12月議会定例会で県民投票にかかる経費約613万円の予算案を再議し、全会一致で可決した。

 同議会は14日、県民投票の予算案を賛成少数で否決していた。

 平良武康町長は「県民投票の価値観だけで、町が割れていがみ合うということが町の発展にならないと(議員たちが)感じ取ったのではと思う」と述べた。【琉球新報電子版】