来年2月24日に行われる沖縄県名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票まで60日となった26日、県は県民投票を周知するイベントを那覇市のパレットくもじ前広場で初めて開いた。護得久栄昇さんや夫婦ユニットのアイモコらが登場し、「みんなで行こう、県民投票」と呼び掛けた。投票日までの日数を示す残暦板も設けられ、県はイベントを皮切りに広報活動を本格化させていく。
玉城デニー知事の代読で謝花喜一郎副知事は「辺野古埋め立てに賛成、反対、どちらか決めていない方も、この機会に活発な議論を交わし、投票で意思を示していただきたい」とあいさつした。会場周辺では広報用チラシ500部が配布された。
仕事帰りに立ち寄った真栄城結奈さん(23)=糸満市=は「県民投票について考える機会になると思う」と話した。