山川選手「来年は50発」 那覇市民栄誉賞受け意欲


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那覇市民栄誉賞を授与された山川穂高選手(右)と城間幹子那覇市長=28日、那覇市役所1階ロビー特設ステージ(喜瀨守昭撮影)

 那覇市は28日、市出身でプロ野球パ・リーグの最優秀選手(MVP)を受賞した埼玉西武ライオンズの山川穂高選手(27)に市民栄誉賞を贈った。市役所で開かれた授与式で、城間幹子市長が賞状を手渡した。山川選手は「このような賞をいただいて本当に光栄だ。来年は本塁打を50発打ってまた沖縄に帰ってきたい」と意気込んだ。

 山川選手は、登場曲「オジー自慢のオリオンビール」が流れる中、打席に入る際のアナウンスに紹介されて登場。大勢の市民が拍手で迎えた。那覇市からは記念品として壺屋焼のシーサーも贈られた。

 山川選手は「沖縄出身、那覇市出身であることを背負ってやってきた。沖縄の野球少年たちを引っ張って憧れの存在になれるように頑張りたい」と笑顔で話した。

 城間市長は、山川選手がMVPを獲得した際のコメントをまねて「めっちゃうれしく思っている」と活躍を喜び、山川選手の結婚も祝った。「もろもろの快挙はご自身の努力で磨かれてきた力と技術によるもの。活躍は沖縄県と那覇市の誇り」とたたえた。