宮古の子にプロ指導 サッカー教室 名波、小野さんら


社会
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子どもたちにリフティングを指導する小野伸二さん(左から2人目)=22日、宮古島市陸上競技場

 【宮古島】サッカーJリーグ1部ジュビロ磐田の名波浩監督らを招いた子ども向けスクール(実行委員会主催)が22日、宮古島市陸上競技場で開かれた。市内の少年サッカーチームなどに所属する小学生約200人が、プロのボールさばきを見ながら技を学んだ。

 スクールには名波監督のほか、元日本代表の小野伸二さん、稲本潤一さんらが指導者として参加した。子どもたちはリフティングやパス回しなど、プロ直伝の練習法に取り組み、指導者とともに汗を流した。

 指導に当たった小野さんは「スマホやゲームはいつでもできる。うまくなりたかったら、ここにいる誰よりもボールに触って、練習しよう」などと呼び掛けた。

 指導を終えた名波監督は「宮古島の子どもたちのサッカーへの情熱はすごく感じる。一人一人が試合に出せる技を習得して、目標を設定し、日本のサッカーを強くしていってもらいたい」と話した。

 教室に参加した菅浪琉仁君(12)=平良第一小6年=は「いろんな技を楽しく学べた。もっとうまくなろうと思った」と意気込んだ。

 今回のサッカー教室はシギラリゾートが後援し、参加したサッカークラブにボールを贈呈した。