“南風原バーガー”いかが 南星中生、地元食材で商品考案


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
南風原町の特産品を使ったご当地ハンバーガー開発に取り組む南星中学校1年生チーム「LonRon」の6人と、商品開発に協力している「咲レストラン」の大城聡さん(右奥)=19日、南風原町の南星中学校図書館

 【南風原】南風原町立南星中学校の1年生6人がご当地ハンバーガーの商品開発に取り組んでいる。町内の卵、豚肉、カボチャなどを使い、来年2月に町内の催しで販売する予定。6人は19日、同校の図書館に集まり、町内で人気の飲食店「咲レストラン」の経営者、大城聡さんにアドバイスをもらいながら、素材の調達方法や調理時間、価格設定などを話し合った。

 取り組みは南風原町商工会(金城宏孝会長)の地域ブランド構築展開プロジェクトの一環で実施されている。同校の1年生がグループごとに特産品を使ったハンバーガーを提案し、11日の審査会でチーム「LonRon」の6人が考えたハンバーガーが選ばれた。来年2月9~11日にイオン南風原ショッピングセンターで開かれる「ルンルン!! はえばるフェスタ」で販売する予定。

 「LonRon」のメンバーは玉那覇陽誉(ひかる)さん(13)、大城海璃さん(13)、平良誓翔(ちかと)さん(13)、鉢嶺美琴さん(13)、前濱真央さん(13)、島袋史穏さん(13)。6人は家族や友人に好きな特産品や味、食感などを聞き取り調査して、ハンバーガーに使う食材を決めた。

 考案したバーガーのポイントは、カボチャのチップスを挟み、カボチャの風味とサクサクとした食感を出すところだ。チームリーダーの玉那覇さんは「早く作って、まず自分で食べてみたい」と話した。鉢嶺さんも「絶対おいしくなる」と自信を見せた。

※注:前濱真央さんの「濱」は、右側がウカンムリに「眉」の目が「貝」