県民投票 宮古島不参加貫徹を 2団体、市に要請


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 【宮古島】名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、宮古島市民有志でつくる「宮古島市民の会」(嘉手苅圧造代表)と「宮古島市政経懇話会」(上地弘明代表)の2団体が28日、宮古島市役所を訪れ、県民投票不参加の意思貫徹を求める要請書を宮国高宣総務部長に手渡した。

 要請書では、辺野古移設への県民の反対意思は明らかで「多額の公費と膨大なエネルギーをかけて実施される県民投票は、必要性も合理性もない」などとして、不参加を表明した市の判断を支持。不参加を貫くよう求めている。両団体の世話人を務める下地常政さんは「議会の決定が市民の意思ということははっきりしている。23日に示した実施しないという判断を変えないでもらいたい」と話した。