社会

活躍の2人、18年を振り返る

 安室奈美恵さん引退やFC琉球のJ2昇格、翁長雄志知事の死去など、さまざまなニュースが駆け巡った2018年も、残すところ2日となった。動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」への時事ネタの投稿で大ブレークした「せやろがいおじさん」こと、お笑いコンビ「リップサービス」の榎森耕助さん(31)と、プロ野球パ・リーグの最優秀選手(MVP)と本塁打王に輝いた西武ライオンズの山川穂高選手(27)=那覇市出身。ことし大活躍した2人に、自身の1年を振り返ってもらった。


自身の1年を振り返る(左から)西武ライオンズの山川穂高選手と「せやろがいおじさん」こと、お笑いコンビ「リップサービス」の榎森耕助さん

時事ネタ柔らか発信 榎森耕助さん お笑い芸人

 今年でデビュー11年。やっと芸人として食べていけるかな、と思える1年になりました。動画は、知名度を上げることだけ考えて始めたんです。まさか、こんなに反響があるとは…。
 ネット上で汚い言葉の応酬がある中、ユーモアを交えた発信が受け入れてもらった要因かな、と。ヘイト的な激しい言葉は嫌だなと、ずっと思っていました。それへの、アンチテーゼみたいなのもあります。
 政治問題をネタにする不安はあったけど、自由に話題にできない方がおかしいと思うようになりました。この半年間、自分の状況が目まぐるしく変わって、いろんな出会いがあった。考え方も随分変わりました。笑いを手段にして、政治などに興味がない人に、問題を知ってもらうきっかけをつくれたら、と思います。
 来年はトークライブで全国を回る予定です。難しいニュースをどれだけかみ砕いて伝えられるか。沖縄で培ってきた笑いの力を試したい。沖縄芸人のファンになって、遊びに来てもらえたらうれしいですね。

MVPにも満足せず 山川穂高選手 プロ野球選手

 今年は県出身の選手と共に、みんなで沖縄を盛り上げていくという強い気持ちを持って臨んできました。その結果、パ・リーグの最優秀選手(MVP)と本塁打王、リーグ優勝を取ることができました。でも、何一つ満足している結果はないです。
 この1年、目標を達成できた部分もあるけどまだまだ。エラー王だし、三振王だし、打率も低い。チームは日本一も取れていない。課題しか残らない1年でした。
 でも来シーズンは今年の記録を全て超えますよ。超えるつもりで練習しています。ホームラン数、打率と打点、リーグ優勝も。全て超えます。オフの期間で自分の体をいじめ抜いて、来シーズン1年戦える体をつくっていきたいです。
 野球を始める原点が那覇市。那覇市民栄誉賞をもらえたことは光栄です。野球界では沖縄出身で活躍している人がまだまだ少ない。野球人口をとにかく増やしたい。子どもたちにはプロ野球選手を目指して強い気持ちで野球をやってほしいです。









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