バレーボールVリーグ男子公式戦を沖縄で開催 1月19日、20日 沖縄市体育館


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男子Vリーグ公式戦の沖縄大会をPRする(右から)県バレーボール協会の嶺井政安会長、パナソニックの南部正司部長、沖縄大会の翁長良成大会会長=8日、那覇市の琉球新報社

 バレーボールのVリーグ男子の公式戦が19、20の両日、沖縄市体育館で開催される。国内最高峰のリーグで、V1には10チームが参戦。今回の沖縄市での公式戦には、そのうち現在首位のパナソニックパンサーズなど強豪4チームが参加し、熱戦を繰り広げる。8日、県バレーボール協会の嶺井政安会長やパナソニックパンサーズの南部正司部長(元日本代表監督)らが那覇市の琉球新報社を訪れ、「プロのプレーをぜひ見に来てほしい」と多くの来場を呼び掛けた。

 試合は「パナソニックパンサーズ ホームゲーム沖縄大会」と銘打って行う。同チームは昨年6月、沖縄市を県内では初めて、第2の活動拠点となる「サブホームタウン」にした。パナソニックのほか、リーグ最高身長218センチ、ロシア代表のエースのドミトリー・ムセルスキーが所属するサントリーサンバーズ、リーグ屈指のエース、イゴール・オムルチェンを擁する豊田合成トレフェルサ、リーグ日本人最年長の38歳の松本慶彦が所属する堺ブレイザーズが出場する。

 嶺井会長は「日本のトップチームが沖縄に来るのはうれしい。盛り上げて子どもたちに夢を与えてほしい」と語った。パナソニックは子どもたちへのバレー教室やフランスユースチームとの合同練習で沖縄市体育館を使うなど交流もある。南部部長は「アリーナや宿泊地など沖縄市は満足できる環境が整っている。テレビでしか見たことないプレーを見てもらいたい」と話した。今回の沖縄大会の翁長良成大会会長は「(パナソニックは)沖縄試合限定のユニホームで試合する。日本だけでなく世界トップのプレーを見に来てほしい」とPRした。

 19日正午から豊田合成―サントリー、午後3時からはパナソニック―堺、20日も正午からサントリー―堺、午後3時からパナソニック―豊田合成の試合を行う。チケットの問い合わせは夢’Sインフォメーションセンター(電話)06(6244)8729。