日建ハウジング 宮古に2ホテル新設 伊良部と宮古空港近く 当初計画より規模拡大


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 不動産業の日建ハウジング(那覇市、眞保榮薫代表取締役会長)が宮古島市内で新たに2ホテル、計約400室を開発することが10日分かった。伊良部大橋のたもとにラグジュアリーホテル「伊良部島ホテル」(仮称)、宮古空港近くにシティホテル「宮古島エアポートホテル」(仮称)を建設する。観光客のさらなる増加などを見込み、両ホテルとも当初計画より規模を拡大して開発する予定という。

伊良部島ホテル(仮称)イメージ
宮古島エアポートホテル(仮称)イメージ

 伊良部島ホテルは敷地面積2万1355平方メートルに地上3階、地下1階の鉄筋コンクリート造で132室の施設を予定している。入域観光客の増加を予想し2020年中の着工を目指す。新井正樹社長は「伊良部大橋を降りてすぐの場所なのでランドマーク的なホテルにしたい」としている。

 エアポートホテルは同市平良下里の宮古空港近接地に地上5階の宿泊棟、レストランやバー、露天風呂などを予定する地上3階の共用棟からなる約200室の施設を計画、今年8月ごろの着工を予定している。

 いずれも運営はホテル運営会社が担う。

 同社はホテル運営の沖縄UDSと宮古島市内で既に2ホテルを共同開発している。また、自社グループが伊良部島などで運営するヴィラタイプのラグジュアリーホテル「フェリスヴィラスイート」を現在、県内で約20棟営業しており、今後は100棟まで増やす計画で開発を進めている。

 (仲村良太)