県民投票 告示まで1ヵ月


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 2月14日告示、24日投開票の県民投票の告示まで14日で1カ月となった。県民投票では、名護市辺野古の米軍新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う。県内で実施される県民投票は、1996年に米軍基地の整理縮小などの賛否を問う投票に次ぎ2度目で、辺野古新基地建設の是非を問うのは初めて。

 県民投票の事務を巡っては、これまで36市町村で実施が決まっている。一方、宜野湾、沖縄、宮古島、石垣の4市長が不参加を表明、うるま市長は態度を保留している。5市の有権者数は全県の約3割。玉城デニー知事はこれらの市が不参加でも予定通り投票を実施する方針で、説得を続ける考えだ。5市で投票が行えない場合、任意の投票などの手法が模索されている。