沖縄県内最多の3385人が新成人となった那覇市では、中学校区ごとに式典が開かれた。松城中校区の式典には約90人が出席し、母校の校歌や校舎を懐かしみながら、家族や友人らと共に門出を喜んだ。
城間幹子市長は「自分の夢や信じる道を開いていくために、今できることを一生懸命に自信を持って歩んでほしい」と激励した。
成人式実行委員長の座間味宗士さん(20)はあいさつで「これから先、20年間で経験したことない出来事に出合う。一つ一つが自分を大きく成長させてくれると信じて乗り越え、またみんなで笑いながら語り合おう」と語り掛けた。
4月から県外で働く津波里音さん(20)は「うれしさと共に、身が引き締まる思い。社会貢献できる大人になりたい」と笑みを見せた。