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男女アスティーダV 卓球団体新報旗争奪

 卓球の第42回琉球新報旗争奪総合団体選手権大会の最終日は13日、宜野湾市立体育館で決勝までを行った。男子は琉球アスティーダ(2)(楠本宗孝、花木誠弥、西里完、外間政克、宮里志成)が沖縄国際大学(2)を3―1で下し5連覇。女子は琉球アスティーダ(熊田紫香、川崎南、津嘉山優子)が3―1で沖縄国際大学を制して優勝した。



◇花木、エースの貫禄 単複連勝、5連覇貢献


男子団体決勝 第3試合のダブルスで勝利し、優勝を引き寄せた琉球アスティーダ(2)の花木誠弥(左)と西里完ペア=13日、宜野湾市立体育館(田中芳撮影)

 男子決勝は琉球アスティーダ(2)が3―1で競り勝った。エースの花木誠弥がシングルスとダブルスで勝利し、5連覇に貢献した。外間政克監督は「最後まで勝敗の見えない試合で勝てて、ほっとした」と肩をなでおろした。

 エース花木は第2シングルスに登場し、2ゲーム目を「油断した」と失うが、その後は集中力を取り戻し相手を圧倒した。第1シングルスは楠本宗孝が落としたが、外間監督が選手として出場した第3シングルスを勝利。ダブルスが勝敗を分ける展開となった。

 ダブルスは、西里完が相手エースのフォアハンドについていけず先勝を許した。しかし、2ゲーム目から相手の球にも慣れ「自分が入れれば花木が決めてくれる」とコースを予想し落ち着いた返球を心掛けた。すると、花木の早いタイミングで打ち返す強烈なフォアハンドがさえて、2ゲームを連取した。

 第4ゲームは「欲が出た」(西里)と落とし、最終第5ゲーム。5―4の競った場面から連続5点を奪う。西里は「相手がむきになり、コースの予想ができた」と振り返った。最後は花木の回転のかかったループショットを相手が返球ミスし、11―7で勝利した。

 花木は「練習してきたレシーブで成果があった」と自信を深めた様子で、14日から大阪で始まる全日本大会に向け意気込んだ。

 (古川峻)



◇緩急つけた配球 相手のミス誘う


琉球アスティーダー沖国大 第3ゲーム、相手ボールに応戦する琉球アスティーダの津嘉山優子(手前)と川崎南ペア

 女子決勝、琉球アスティーダはダブルスの川崎南・津嘉山優子組が緩急をつけた配球や相手を揺さぶるコース取りで勝利し、2―1とリードした。直後のシングルスで津嘉山が勝ち、優勝を決めた。津嘉山は「本年度は優勝できていなかった。うれしい」と笑顔を見せた。

 勝敗を左右したダブルスは、序盤から球を確実に入れて相手のミスを誘い、2ゲームを先取した。川崎は「無回転のショットで相手のオーバーを誘った」と狙い通りに攻めた。しかし、相手がそれに対応してくると続く2ゲームを奪われる。「それでも焦ることはなかった」(津嘉山)。熊田紫香監督の助言で球種に緩急の変化をつけると、第5ゲームは11―5で落ち着いて勝利をつかんだ。

 幅広い年齢層が出る今大会は年下が相手の試合が多かった。熊田監督は「若い選手も力をつけているが、負けないように頑張る」と4月の春季一般大会に気合を入れた。