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あげな大勝初V 沖縄県中学新人女子サッカー

 女子サッカーのOFA第8回沖縄県中学校新人選手権大会は13日、金武町の金武火力発電所雄飛の広場で1・2位トーナメントを行い、決勝はあげなが高江洲を5―1で下し、初の栄冠をつかんだ。3・4位トーナメント決勝は美東が0―0のPK戦の末、北谷を破り、勝利した。あげなは準決勝で5―0と豊見城を圧倒。決勝は粟國美貴が前半5分に先制すると、豊富な運動量で高江洲を引き離し、5―1で快勝した。粟國はハットトリックを達成した。



◇結成わずか1年 連係息ぴったり


決勝 あげな―高江洲、素早く中央から切り込むあげなの金城妃香(2)=13日、金武町の金武火力発電所雄飛の広場(喜屋武研伍撮影)

 あげなはチーム結成1年にも満たない中、地元クラブにも所属している選手らを中心に急成長を遂げた。豊富な運動量と攻守で息の合った連係を持ち味に、初めての頂点に。決勝でハットトリックを達成した粟國美貴は「楽しかった。(優勝できて)神様になった気持ちです」と顔をくしゃくしゃにさせて喜んだ。

 昨年4月から部員が増え、公式戦に出場。初心者も半分以上と多かったが、競技歴に関係なく互いに刺激し合いながら「勝手に成長していった」と伊波拓人監督は評価する。

 決勝は優勝候補筆頭の真志喜を準決勝で下した高江洲との顔合わせとなった。伊波監督は「選手全員がボールをコントロールするのがうまい」と警戒し、守備は強く当たり、空中戦も意識し相手にボールを与えないようにした。

 中盤の金城妃香を中心に、空いたスペースを詰めてボールを奪い、攻撃につなげた。前半5分、左サイドから切り込んだ粟國が押し込んで先制し、2分後に再び決めた。

 勢い付くと16分に伊禮美咲、19分に金城が立て続けに得点。センターバックの伊禮が最終ラインを手堅く守り、1失点に抑えきった。

 夏には九州派遣も懸かる県大会がある。伊禮主将は「浮かれず、ヘディングの練習など取り組みたい」と気を引き締める。金城は「県大会で優勝し、九州も上位入賞を目指したい」と意気込んだ。

 (喜屋武研伍)

※注:伊禮美咲の「禮」はネヘン