「違法工事はするな」 辺野古、カヌー6艇で抗議 埋め立て関連作業進む


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プラカードを掲げ、資材搬入に抗議する新基地建設に反対する市民ら=18日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 名護市辺野古での辺野古新基地建設に伴う工事は18日も引き続き進められた。

 大浦湾側のK9護岸では午前8時半ごろ、台船上に積み上げられた土砂をショベルカーがダンプに積み替えていた。土砂を載せたダンプはその後、土砂投入が進められている辺野古崎側に向かった。

 新基地建設に反対する市民は午前中、船1隻、カヌー6艇を出して抗議した。

 抗議船の船長で、ヘリ基地反対協議会の仲本興真事務局長は「法律を守るべき政府が違法工事をしてはならない」などと訴えた。

 一方、米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、新基地建設のために資材を搬入する工事車両に対し市民が「美ら海を守れ」などと抗議の声を上げた。【琉球新報電子版】