うるま市、県民投票に不参加 島袋市長が正式に表明 「市として事務の執行ができない」


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県民投票への不参加を表明する島袋俊夫うるま市長=18日午後、うるま市役所

 【うるま】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、うるま市の島袋俊夫市長は18日午後、うるま市役所で会見を開き、不参加を正式に表明した。

 島袋俊夫うるま市長は「2択では全市民が意思を表明できないという市議会での討論を重く受け止め県に条例の改正を求めてきたがかなわず、現状では市として事務の執行ができない状況だ」と参加断念の理由を語った。

 うるま市の先月1日時点の選挙人名簿登録者数は9万7210人で那覇市、沖縄市に次いで多い。【琉球新報電子版】